賃貸物件の火災保険、引っ越しするときどうする??

火災保険
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お引っ越しが決まると、いろいろな変更手続きをしなくちゃなりません。

 

もちろん、加入している『保険』の住所変更もしますよね。

生命保険、医療保険、傷害保険、自動車保険、火災保険・・・

 

これら保険の中でも、一番重要な保険は『火災保険』です。

引っ越しする場合、火災保険だけは住所変更のみの手続きとはいきません。

 

新しく火災保険に入りなおさないといけない…と考えられている人も多いかと思います。

 

しかし、そういうワケではありません。

 

火災保険は、引っ越しする場合でもそのまま引き継ぐことができるのです。

引き継ぐときの注意点をケースごとにまとめてみました。

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賃貸物件で契約している火災保険を引き継ぐ

賃貸物件で契約した火災保険を解約し、新しく入りなおす必要はありません。

たとえその契約が、賃貸居住契約で不動産屋さんから加入していてもです。

 

賃貸物件から賃貸物件へ引っ越しする場合

 

賃貸物件の居住契約をするときには、ほとんど『火災保険』の加入が必須条件項目になっています。

ですので、いまお住まいの賃貸物件居住契約をされている場合、火災保険にも加入していることだと思います。

その火災保険を引き継ぐとき、そのままではいけません。

 

火災保険の内容を変更(目的物移管といいます)しなくちゃなりません。

・住所

・建物の構造(コンクリート、鉄骨、軽量鉄骨、木造など)

・部屋の広さ(平米数)

・大家さんに対する賠償金額(借家人賠償)

 

建物の構造や、平米数は、賃貸契約見積書に書いてあります。

大家さんに対する賠償金額というのは、自分の部屋の火災が原因で建物を損傷させてしまったときの賠償金です。

詳しくはこちら

賃貸物件の火災保険、自分で加入すれば安くなるって知ってました?
不動産会社でお部屋を借りるときは、火災保険の加入が賃貸契約の必須条件となっています。 なぜなら貸し出すお部屋が火事になってしまったとき、お部屋の持ち主である大家さんに対して弁償・賠償をしないといけないからです。 ...

 

建物の構造や、お部屋の広さがわからない場合、大家さんに対しての必要な賠償保険金額は、不動産屋さんの担当者の人に聞くと教えてくれます。

賃貸物件から持ち家へ引っ越しする場合

 

賃貸物件から持ち家に引っ越しする場合でも、基本的には賃貸物件で加入した火災保険の引き継ぎができます。

※いま加入している火災保険が『賃貸物件専用火災保険』の場合だと引き継ぎができません。

 

引き継ぎできる火災保険だったとしても、上記『賃貸物件から賃貸物件へ引っ越しする』ケースとは大きく変わってきます。

 

賃貸物件で入る火災保険では、『家財道具』のみ保険をかけています。

持ち家になるということは、『建物』である家にも保険をかける必要がありますね。

 

大家さんに対しての補償も必要なくなります。

代わりに、隣・近所への賠償を考えなくてはいけません。

引っ越しする持ち家が一軒家だとすると、住む地域によっては『水災』の補償があったほうがいいかもしれません。

現在賃貸マンションに住んでいると、『水災』を対象外にしている可能性もあります。

逆もまた然りです。

 

そうなると、火災保険の補償内容を根本から見直しする必要がありますね。

賃貸物件から持ち家に引っ越しする場合、解約したほうがいいケース

 

上記で説明した通り、賃貸物件で加入した火災保険を引き継ぐこともできます。

しかし、解約して入りなおしたほうがいいケースもあるのです。

 

住宅ローンの内訳に、火災保険料が組み込まれている場合があります。

その火災保険料というのは、長期で火災保険を契約した場合の一括保険料です。

 

火災保険は、契約期間が長くなればなるほど保険料が安くなるというメリットがあります。

 

どうして銀行の住宅ローンの中に火災保険料が組み込まれるかというと・・・

 

お家が火災により焼失してしまった場合、住宅ローンだけが残ってしまうと考えられます。

銀行としては、住宅ローンの回収ができなくなることだけは避けないといけません。

 

だから、火災保険に加入してもらい住宅ローンの回収ができるようにしています。

銀行によっては、火災保険に『質権』を設定しています。

 

簡単にいうと、建物の権利は『銀行』にありますよ。というものです。

質権設定した火災保険の証券は、銀行へ送られます。

 

このような場合は、賃貸物件での火災保険は解約して入りなおさないといけません。

 

質権の設定がなくても、長期で加入したほうが火災保険はかなり安くなるので、入りなおしたほうが得といえます。

 

ちなみに火災保険は、契約期間の変更ができません

保険期間2年の契約を10年間の契約に変えることはできないので、長期の火災保険を考える場合は引き継げません。

その場合も解約する必要があります。

火災保険、引き継げる場合は解約すると損する??

 

火災保険は、解約するときに保険料の返金がある場合があります。

保険料の支払いを、月々払いにしていると、解約後の保険料の支払いはありません。

もちろん返金もありません。

 

一括で保険料を支払っている場合は、解約日から満期日までの保険料が返金されます。

 

・・・が・・・

 

残りの期間分の保険料が日割り計算で、マルっと返ってくるワケではありません

 

たとえば

2年間で保険料24,000円の火災保険に加入していたとしましょう。

月で割ると1,000円ですね。

 

解約した日が、ちょうど満期日の7か月前だとすると・・・

日割り計算で考えたら7,000円の返金となります。

 

しかし、これは日割りで計算されることはなく、保険会社特有の『短期率』という計算方法を用いて返金額が決まります。

まぁ・・・返金は7,000円より少なくなるということですね。

 

賃貸物件から賃貸物件に引っ越しする場合は、引き継いだほうがお得です。

建物の構造によって保険料が変わります!!

 

火災保険は、建物の構造やお部屋の広さで保険料が変わります

家財道具の保険金額が同じでも、建物の構造が変わると保険料も変わるのです。

 

マンションのようなコンクリートや軽量鉄骨造りと、木造とでは保険料が違うのです。

木造のが高いです。

 

火災保険の引き継ぎで、建物の構造やお部屋の広さが変更した場合、保険料に追徴が出る場合があります。

もちろん、安くなれば返金があります。

どちらも一括で保険料を支払っている場合に限ります。

絶対読んでほしいまとめ

 

実際、いま加入している火災保険の解約をしないまま不動産屋さんで新しく火災保険に加入している人がいます。

 

非常にもったいないです。

 

なぜ、そのようなことになってしまうのでしょうか。

 

不動産屋さんとの賃貸居住契約では、火災保険の加入が必須条件となっています。

 

賃貸居住契約の徴収金内訳明細書に『火災保険料』と記載があります。

その火災保険は、不動産屋さんでも加入できるため賃貸契約のときに一緒に加入している場合がほとんどです。

そうすると、火災保険に加入した!という意識が薄れてしまうのではないかと私は思うのです。

 

ほとんどが2年契約で加入しているんじゃないでしょうか。

賃貸物件仲介手数料と一緒に、2年分の保険料を払っているから忘れちゃうんですよね・・・火災保険の存在を・・・。

 

火災保険に加入したことを覚えていても、引っ越しするとそこで自動的に火災保険も切れちゃう!と勘違いしていることもあります。

 

・・・保険業界に入るまでの私がそうでした・・・。

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