事故で保険を使う!等級が下がる場合と下がらない場合

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自動車保険には、等級という制度があります。

この等級・・・保険を使うことがなければ1年に1等級ずつ上がっていきます。

 

最高は20等級で63%の割引があり、最低は1等級で64%の割増です。

(たとえば20等級が2万の保険料であれば1等級は8万の保険料です。)

 

ちなみに、はじめて自動車保険に加入するときは6等級からスタート

事故で自動車保険を使えば、この等級が下がってしまい翌年の保険料が上がるのです。

保険を使うと必ず等級が下がるのか・・・というと、そうではありません。

保険を使ったとしても、等級が下がらない場合もあるのです。

今回は事故で保険を使ったとき、等級はどうなるのか。

等級が下がる場合と下がらない場合をお伝えします。

 

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事故で保険を使う!等級が下がる場合

自動車保険は3つの保険から成り立っています。

・賠償責任保険『他人への弁償・賠償』

・傷害保険『自分のケガ』

・財物保険『自分の物』

 

これら3つの保険に、いろいろな『特約』が用意され、あなただけの『自動車保険』が完成します。

そしてこの保険の中には、使うと翌年の等級に大打撃をうけてしまう補償があります。

 

どの補償を使うと大打撃をうけるのか・・・

 

1回の事故で、下がる等級は3等級の場合と1等級の場合があります。

では、詳しくみていきましょう。

 

保険を使って3等級下がる場合

 

保険を使うと3等級下がる場合は、

・『対人賠償』

・『対物賠償』

・『車両保険』の3つです。

 

『対人賠償』は他人にケガを負わせてしまったときの補償です。

自賠責保険(強制保険)から先に支払われますが、その範囲を超えると自動車保険(任意保険)の対人賠償から支払われます。

 

『対物賠償』は、自分の車で他人の物を壊してしまったときの補償です。

 

『車両保険』は、自分の車の修理費用です。

 

この3つの補償を使うと、次年度の更新で3等級下がります。

しかし、車両保険に限っては『何の理由で車両保険を使うことになったのか』で、3等級下がる場合と1等級のみ下がる場合と別れています。

車両保険を使って3等級下がる場合は、

・自損事故(単独事故)

・当て逃げ

・自転車や原付との衝突・車同士の衝突

です。

これらの理由で、車の修理が必要になり車両保険を使う場合は3等級下がります。

 

保険をつかって1等級下がる場合

 

保険を使うと1等級のみ下がる場合は、

・『車両保険』

です。

上記にも記載しましたが、車両保険は『何の理由で車両保険を使うようになったのか』で3等級下がる場合と1等級のみ下がる場合に別れます。

 

車両保険を使って1等級のみ下がる場合は、

・第3者によるいたずら

・窓ガラス破損

・物の飛来(飛んできた物による被害)

・火災

・台風

・洪水

・盗難

です。(車両保険では地震・噴火・津波は対象となっていません・・・被害が出ると保険会社は、広範囲で補償しなくてはならないから。)

 

車両保険に加入していても使うと保険料が上がるということもあって、保険を使わず修理する人もいます。

でも・・・飛び石でフロントガラス破損の場合は1等級下がるだけなので、使ってもフロントガラスの修理代より上がる保険料のほうが安いと思います。

 

ちなみに、横から飛び出してきた動物と接触して車の修理が必要になった場合は3等級下がります。

動物が上から飛んできた場合は『物の飛来』として認められ1等級の対象となるようですが、横から出てきた場合は飛んで出てくるワケではないから3等級です。

おもしろいですね・・・。

 

事故で保険を使う!等級が下がらない場合

自動車保険の補償の中には、使っても等級が下がらない特約もあります。

『対人賠償』『対物賠償』『車両保険』

この3つ以外の補償は、期間中何度使っても等級に影響はありません

 

ファミリーバイク特約(原付きバイクの補償)は、車と同様に『対人賠償』『対物賠償』が付帯されていますが、保険をつかっても等級は下がらないのです。

 

もちろん車の故障でレッカー搬送しても、事故で弁護士さんに相談しても等級には影響ありません。

 

事故で保険を使う?迷ったときの判断基準

事故で保険を使った場合の等級は、上記項目のようになりますが・・・

さて、次に悩むのは『事故で保険を使うか使わないか』の判断ですね。

 

何百万の損害賠償が発生すると悩む必要もなく保険を使いますが、数万程度の損害額だと悩んでしまいますね。

 

事故で保険を使うか使わないか、迷ったときの判断基準はこちら

 

事故で保険を使う?使わない?迷った時の判断基準3つ
保険は事故が起きたときのために入るものですが、使ってしまうと翌年の保険料が高くなってしまうという… なんとも都合の悪いものです。 翌年の保険料を考えると、保険を使うことに躊躇してしまいます。 そこで今回は事故で保険を使う...

 

1度の事故で保険を使うと下がる等級は同じ

1度の事故で、『対物賠償』のみの保険使用でも『対人賠償』・『対物賠償』・『車両保険』のすべての補償を使用しても下がるのは3等級です。

たとえば、

【ケース1】

・自分が前方の車に一方的に追突してしまった。

・相手も自分もケガは無い。

・相手の車は修理が必要。

・自分の車は修理の必要がない。

 

このケースだと、保険を使う場合は相手の車の修理費として『対物賠償』です。

下がる等級は3等級

 

【ケース2】

・自分が前方の車に一方的に追突してしまった。

・相手がケガをしてしまった。

・相手の車は修理が必要

・自分の車の修理も必要

 

このケースは、

・相手の車の修理費で『対物賠償』

・相手のケガの補償で『対人賠償』

・自分の車の修理費で『車両保険』(車両保険に加入していない場合は実費)

 

ということで、『対物賠償』と『対人賠償』、加入している場合だと『車両保険』1度の事故で使うことになります。

 

しかし、下がる等級は3等級です。

 

ちなみに、保険から出た金額の大小も関係ありません

1万円でも1千万円でも一緒です。

下がる等級は1度の事故で3等級です。

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