対物超過修理費用とは…

今や自動付帯になりつつある
『対物超過修理費用特約』

十数年前、新しく自動車保険に付帯できるようになった特約です。

そのような特約が自動付帯になりつつある!!

ということは・・・
かなり揉めている事故が多かった!!
…と推測することができます。

今回はこの『対物超過修理費用特約』の内容と
なぜ揉めてるケースが多くなるのか…をお伝えします。

補償内容

対物賠償の上乗せ…とでもいいましょうか。

賠償責任額以上の請求があった場合、余分に50万を上乗せで相手に支払うといった特約です。

対物賠償無制限を設定しているからといって
無制限に補償してくれるわけではありません。

『賠償責任』とうのは、その物の価値以上の弁償・賠償はする必要がないのです。

日本の法律で決められています。

たとえ400万で購入した車であっても、数年経過すると
価値は下がります。
(減価償却です。)

現時点の価値(時価額)までが賠償責任の範囲になっています。

たとえば自分が追突してしまった…とします。
相手の車の時価額が50万だったとしましょう。
だけど修理の見積り額は70万でした。

この場合、対物賠償からは時価の50万しか対象となりません。

残りの20万は…自分に払う義務は一切ありません

…これ…
払う義務はないので『払いませんよ』ってなると…
かなり揉めると思いませんか??

しかも…『払う義務はないので払いません』って誰が相手にいうと思います??

それは、ご自身で伝えるのですよ。

保険会社は
『価値以上の弁償義務はありません。』という日本の法律をお伝えし、
『価値以上の修理代は対物賠償の範囲ではありません。』と、
保険では対象外で支払わないよ。
ということのみ伝えます。

当然『ウチの契約者が、払わないって言ってましたよ~~。』とは言いません。
そこは、業務外なんですよね・・・。

だいたい読めると思いますが、
そうなると相手は、直接自分のトコに請求の連絡をしてきますわいね。

…私は恐ろしいです、そんな展開。

こんな時に『対物超過修理費用』!

価値を超えた修理代について50万の超過までは払いますよ☆という特約です。

50万の価値の車なら、プラス50万上乗せの100万までは修理代をみてくれます。

(超過の50万は妥当な金額だそうです。)

なぜ?今になって揉めてるの?

昔から車社会だったのに…。

不思議じゃないですか??

そんな法律があるのなら、
もっと前から問題になっていても
おかしくないですよね。

何今更揉めてるの??

これは時代の変化が大きく関わっています。

昔と今の修理方法が変わっている。
そして情報社会になっている。

この二点です。

昔は、板金塗装が主な修理方法でした。
時間はかかるけど、金額は安いですね。

今、事故の時の修理はほぼ新品部品に交換しています。

バンパーもごっそり取っ替えっこしちゃいます。

磨くと数千円、取っ替えたら5万…みたいな…。

自分で修理する時は、板金。
でも修理してもらえるなら取っ替え

まぁ、当然ですよね。

そして情報社会だからこそ、このような情報を知っている。

このような修理方法だと、車両価格の低い車なんて
簡単に修理代が価格を上回ってしまいます。

思っている以上に自分の車の価値って
低かったりもしますのでね。

愛車が平成2年っ子の私なんて完全にそうですよね~~(笑)

まとめ

時代が変わると保険も変わります。

事故の判例が変わった
社会情勢が変わった
車業界に変化があった

絶対保険が変わります

『この保険対応出来んやん!!』という保険は、
もはや保険になっていないですね。

自動車保険の更新でよく聞くのが、
『去年と同じでいいよ!』というセリフですが、
去年と同じ内容だったとしても、どんな補償が増えたのか減ったのか
把握しておく必要があるのかもしれません。

そのような時にお役に立てますブログであるよう
日々精進して参ります。

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