イタズラや飛び石にも対応する車両保険『限定A』とは

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車両保険には、主に2つの種類があります。

  • 一般
  • 車対車+A

 

この2つの種類については、こちら

車両保険いつまでかけるベストアンサー
車両保険は、自分の車が『ボコっ』となった時の修理費を補償します。 さて、この車両保険ですが、一度かけると外すタイミングに迷ってしまいます。 今回は、車両保険をいつまでかけるか…その考え方をお伝えします。 迷ったときの参...

 

車両保険の加入を考えたとき、

どちらに入るか決めないといけませんね。

 

しかし…車両保険…

実はこの限りではないのです。

 

それは、『車対車+A』の『A』部分です。

 

『A』は『Accident(アクシデント)』という意味です。

 

なんと車両保険は、この『A』アクシデントのみで加入することもできるんですね。

これを『限定A』といいます。

 

今回は車両保険、もう一つの選択肢である

この『限定A』について、

どのような補償内容になるのか、

使うと等級はどうなるのか、

など詳しくお伝えしていきます。

 

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限定Aの補償範囲

 

車両保険というのは、自分の車に対しての補償です。

自分の車の修理代ですね。

 

その車の修理代ですが、

『限定A』に加入した場合、『車対車+A』

よりも少し絞られた補償範囲となります。

 

  • 火災・爆発
  • 台風・洪水・高潮・たつ巻
  • 騒じょうや集団による破壊行為による損害
  • 盗難による損害
  • いたずら・落書き
  • 窓ガラスの破損
  • 他物の飛来・落下による損害
  • 偶然な事故によっての損害

 

以上が限定Aの補償範囲となっています。

絞られているとはいえ、けっこう範囲は広いです。

 

『車対車+A』との違いは、

車と車の衝突のみが対象外になっているだけ

ということがわかりますね。

 

車両保険限定Aの保険金請求例と請求方法

ケース①飛び石で窓ガラス破損

 

保険金請求の事故例として、最も多いのは

走行中の『飛び石』で『窓ガラスの破損』です。

 

フロントガラスの大きさや、

車種によって損害額は違いますが、

約10万前後はするんじゃないでしょうか??

 

飛び石がガラスに当たった場合、

すぐに割れることは稀だと思います。

 

だけど一度ヒビが入ってしまうと、

そのヒビは日毎徐々に広がり、バリバリいってしまいます。

 

当たった当初が、たとえ小さなキズだったとしても大変キケンな状態になってしまうため、

すぐに請求することができます。

というか、すぐに請求して早く直してください。

 

修理会社で、ガラスの損害箇所の見積もりをとってください。

一応ご自身でも損害部分の写真は撮っておいたほうがいいですよ。

ケース②いたずら被害

 

10円パンチっていうんでしょうか・・・

10円玉などの硬化や釘などを使って、

車にキズをつける悪質なイタズラ行為です。

 

これは立派な犯罪ですね!!許せません!!

 

このようなイタズラも限定Aの補償で直せます。

 

見つけたらすぐに警察に被害届を出しましょう。

被害届を出せば、保険金請求ができます。

 

明らかにイタズラだとわかる場合もあれば、

そうでない場合もあります。

 

キズの程度が微妙な場合・・・

 

『これは・・・イタズラか??』

『どこかでこすった??』

『それとも当て逃げ??』

 

のような感じのキズです。

 

このようなときは綿密な調査を行い、その結果

補償の対象外になってしまうこともあります。

 

限定A、勘違いしやすい補償の注意点

 

限定されているからこそ、

勘違いしやすい補償でもある限定A。

 

ここでは、よく勘違いされている項目をお伝えします。

 

いたずら・落書きは第三者にかぎります。

 

自分の子供が落書きしちゃった!!

とか、

自分の子供たちが遊んでいたボールが

あたって凹んだ!!

とか・・・

 

これはダメです。

 

誰がいたずらしたのか、わからない状態での請求となります。

かりにわかっていたとしても、

家族以外の第三者によるものです。

 

他物の飛来・落下による損害とは

 

なにかの物体と衝突して破損した・・・

これで保険金請求の対象にすることは難しいです。

 

物体が何なのかというより、

どのような状態で衝突したのかが問われます。

 

字のごとく『物の飛来』『落下』です。

飛んで来た物、もしくは落ちてきた物ということですね。

 

たとえば

動物と衝突して破損した場合

 

イノシシが飛び出してきて衝突してしまった・・・

(イノシシの体って意外と硬いです。

大人のイノシシが猛スピードで突進してくると、

車体へのダメージだって、そりゃかなりのものなんですよねー。)

 

このような状況は、保険金請求の対象となるのでしょうか??

 

こたえは、バツです!対象になりません。

 

なぜなら、横から飛び出してきているからです。

上から飛んできたワケではないので・・・。

 

イノシシが上から飛んで来た、上から落下してきた場合

衝突であれば保険金請求の対象になるということです。

 

まぁ・・・、

上からイノシシが落下してくるシチュエーション

なんて、考えられにくいですけどね。

 

イノシシが飛び出してきた場合に請求できる車両保険は、

『限定A』ではなく『一般』の車両保険です。

飛び出しの場合は、自損事故と同じ扱いとされるのです。

 

限定A、使うと等級は??

 

『等級』についての説明はこちら

事故で保険を使う!等級が下がる場合と下がらない場合
自動車保険には、等級という制度があります。 この等級・・・保険を使うことがなければ1年に1等級ずつ上がっていきます。 最高は20等級で63%の割引があり、最低は1等級で64%の割増です。 (たとえば20等級が2万...

 

『一般』や『車対車』の車両保険を使った場合、

下がる等級は3等級です。

 

ですが、限定Aを使った場合の等級は

1等級のみ下がります。

 

ということは、更新時で1等級下がり、

保険料が上がる期間は1年間だけということです。

 

保険会社の支払いリスクも

自損事故や当て逃げ、車同士の衝突事故が起こる確率よりも低いのでしょう。

 

上がる保険料と、修理見積もり額を比較し、

修理代のほうが上回る場合は保険を使ったほうがお得ですね。

 

飛び石なんかだと、間違いなく使ったほうが

いい場合がほとんどです。

 

気になる保険料

 

保険料は、『一般』や『車対車+A』に比べると、補償範囲が狭くなるので当然安くなります。

 

保険料の差は、保険会社ごとで違います。

各保険会社の見積もりを見てみるのもいいですね。

 

限定Aに加入できない場合もある

 

どのような場合だと加入できないのか・・・

 

これは、保険会社によって違います。

事業用の車にしか入れないですとか、

入れる自動車保険の商品種類が決まっていたりもします。

 

そもそも限定Aのみの車両保険に、

入れない会社もあるようです。

 

ただ、限定Aのみの加入もできるのに

案内自体していない場合もあるんですよねー。

 

もちろん悪気があって案内しないワケでは

ないと思います。

 

『せっかく車両保険に入るのなら、少しでも安心できるように』

の誠心だと思います。

 

しかし保険会社が案内してくれないと、

我々消費者側は、加入できることを知ることができません

 

どの車両保険を選ぶかは別として

こんな選択肢もあるんだ!!ということを

知っていただきたくて今回は限定Aの記事を書きました。

 

保険料はおさえたい・・・

でも、車両保険にも入っておきたい・・・

 

そんなとき、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

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